コアアルゴリズム変更からの復活。SEO対策でアップデートを攻略

　前回、Googleコアアルゴリズム変更（2018年8月1日）からの復活実録！アップデート対策の噂を実際に検証という記事をアップさせて頂いてから、たくさんのお問い合わせを頂戴致しました。唯一なのか、最速だったのか・・・不明ですが、ご好評頂いています。今回は、その追加情報です。（まだ前回記事をご覧になっていない方は、先に一読して頂くと良いと思います。）

 

　また、Googleコアアルゴリズム・アップデートからの復活。2019年3月前後編という記事もご参考にして下さい。

 

 

　さて、2018年8月1日のGoogleコアアルゴリズム変更で、社名・屋号、「地域＋業態」、「地域＋症状」など全てにおいて圏外に吹き飛び、検索で表示されなくなってしまった治療院様のサイトのその後です。
　約3週間ほどで、「地名＋整骨院」、「地名＋整体」、「地名＋骨盤矯正」などの主要キーワード・ペアでは、Google検索の1ページ目に回復しています。そんな中、なぜか屋号検索だけが上位表示されていないかったのですが、こちらも別のSEO対策にて2週間ほど遅れ、復活に成功しています。

 

　今のところ、今回の変動で上がったところ、下がったところを分析した記事はたくさん出てきますが、復活に成功したという記事は見かけない。そのため、弊社の前回記事に辿り着く方が多いようです。

 

　インターネット上の噂では、クリニック、歯科医院、整骨院、鍼灸院、整体院などの医療系サイト、FX、不動産投資、クレジットカードなどのお金関係のサイトに限定された被害だと報告されていました。
　しかしながら、弊社にご相談頂いた企業様は、医療・健康分野以外でも、ECサイトや研修・セミナー・人材系ホームページ、結婚・恋愛系サイトなど、幅広くご相談をお受けしました。また、順位墜落時期も想像よりバラバラで、ある日急にという声が多い。

 

　ほとんどの方々は、一度、現在のホームページ制作会社や別のSEO対策業者・集客コンサルタントなどに相談した後に、弊社へご連絡を頂いています。「記事を直す」、「外部リンク」を増やすといったアドバイスが多いようです。
　両方とも、これまでのSEO対策で噂されている基準でやってしまうと、今後は逆効果になりかねません。そして、まさに、これまでのSEO対策の常識通りにアドバイスを受けられていました。
　単純に、外部リンクをつけるSEO業者は「外部リンクを増やす契約をして欲しい」、コンテンツSEO業者は「記事を代行させて欲しい」だけなのかなと想像しました。今回の復活事例を作れていないのに、新たなSEOマニュアルを販売しているSEO対策業者も見かけます。

 

　SEO対策分野は、Googleがその時点で求めていることを見極める。対策を実施する。結果が出る。それをセミナーやオウンドメディアなどで安易に広める。すると、まっさきに詐欺的サイトが真似をする。その結果、Googleのスタンスも変わり、推奨ではなくなってしまい、結果が落ちる。といった循環的な影響が出てしまうジャンルです。
　そのため、弊社では、ホームページの制作事例は掲載していませんし、SEO対策に特化したセミナーも開催していません。また、現在ご覧いただいているホームページもコードを盗めない仕様、その動きをIPアドレスで検知しやすい仕様にしています。それがクライアント様への筋、貢献につながると考えているからです。

 

　そのため、公開記事では書けない部分もあります。
　ただ、今回のアップデート対策で特に気になったのは、SEO対策済み有料Wordpressテーマ、SEOに強いテンプレートを使っているというWEB制作会社製のサイトからのご相談が多かった点です。
　そこで、それらコードを分析してみました。結論として、今後のSEO対策は、特にWordpressのテーマ、そのコーディングのツボが大きく変わったと思いました。
　多くのサイトを見てきましたが、今後のGoogleの流れに合ったテーマは、現在出回っているものでは発見できません。そこで、ゼロから独自に作りました。現在、自社実験をまずは開始しています。

（2018年9月30日）